シンガポール ボタニックガーデン内 EJHコーナーの住居
2007年 07月 20日
爽やか系、ヌーベルキュイジーヌ系フレンチの筆頭レストランだそうです。
この期待が高まる瀟洒な雰囲気。
建物全景。
さて、こちらの建物の言われを記した看板です。
EJHコーナーはケンブリッジ大学卒で
過去のボタニックガーデン館長にて植物学者。
この建物は彼の家だったものです。
ご存知のようにシンガポールは、1942年2月から終戦までの3年半、
日本軍によって占領されますが、
その占領により、植物園や博物館の数多い文化財が
破壊されるのではないかと心配したイギリス人学者がこのコーナー博士。
コーナー博士と日本から派遣された田中舘秀三博士、徳川義親候などの
尽力によりラッフルズ博物館(現在のアジア文明博物館、歴史博物館、美術館
植物園の前身)の文化財は略奪されたり、破壊されなかったと言われています。
このことは中公新書EJHコーナー著「思い出の昭南博物館」に記されています。
シンガポールにお住まいの方、
博物館マニア?には是非呼んでいただきたい素敵なお話。
戦時中の悲しいお話が多い中、
人間の暖かさや誠実さが感じられる素敵物語です。
日本人会図書館で借りることが出来ます。
※ボタニックガーデン
※今日のヒトコト
NHKで日本に住むシンガポーリアンの女の子が日本のホテル案内している番組を見ながら書いています。この女の子、髪型とか雰囲気とか洋服とかお化粧とか・・・日本人にしか見えないです。その国らしさってやっぱりファッションで出るのかなあ?
日本のファッション雑誌を研究せねば・・・しばらく帰らないとすぐ私も南国化するってことね。